農業用のいろいろな温度センサー

農業用のいろいろな温度センサー

 農業用温度センサーにもさまざまなセンサーがあります。いつどのように使用するのかをまとめてみました。

温度

農業用温度センサーについて

農業用の温度センサーがたくさん販売されていますが、気温、水温や土壌温度など様々な種類があります。また、気温と湿度センサーが一体になったものなど、どれを購入すればいいか迷う程です。そこで今回、温度センサーの使用方法や用途などをまとめてみました。

今回は下記の三つのセンサーをご紹介します。

  • 気温センサー
  • 土壌温度センサー
  • 水温センサー

気温センサー

気温センサー

大気の温度を測定する気温センサーですが、直射日光に当たると誤差が生じるため、日陰かつ地上から1.5m程の高さに設置すると正確に測定できます。ビニールハウス内は内側と外側で温度差があるため、数か所に設置し測定したほうがより正確に測定できます。また、温度差がある場合はファン等で空気循環など対策が必要です。

気温センサーには湿度センサーと一体になっているものがあります。農業では光合成や病害に大きく関係している飽差が重要ですが、この飽差は気温と相対湿度から計算することができます。屋内の飽差を計算したい場合は相対湿度も測定できる気温センサーを購入しましょう。

ビニールハウス内の気温を測定したい場合は年間で測定できるように0℃~50℃程測定できる気温センサーを使用しましよう。

用途:ビニールハウス内の気温、農業用建屋温度管理、天候観測

土壌温度センサー

土壌温度センサー

作物によって土壌温度の最適値は異なりますが、土壌温度が安定していると収量も安定します。また、土壌温度が高すぎると土壌病害が発生する可能性が高まります。土壌センサーとして温度及びPHセンサーを併用することをお勧めします。

土壌でも温度差が存在するので、複数のポイントを測定し、土壌温度の低い場所・高い場所を把握しましょう。最近では土壌に挿入するだけで簡単に測定することができるセンサーも販売されています。まずは現状を把握することから始めましょう。

日本全土の土壌温度を閲覧できるシステムを農研機構が提供しています。こちらもチェックしておき、自分の地域の土壌温度も把握しておくといいかもしれません。

土壌情報閲覧システム

用途:土壌温度測定、土壌病害の把握

水温センサー

水耕栽培をしている場合は、土壌の温度管理と同じく、液体肥料・培養液の温度管理も重要になります。水温センサーは培養液の温度測定に最適です。

培養液の温度を測定する場合も複数のポイントで測定し、できるだけ温度差をなくすよう対策しましょう。また、作物によって最適な温度が存在するので、最適な温度にできるだけ近づけましょう!

用途:液体肥料・培養液の温度管理

温度の重要性

温度を一定に保つことは難しいですが、温度が高すぎたりすると作物が傷んだり病害は発生するリスクが高まります。気温、土壌、培養液、共通して言えることですが、複数のポイントで測定してそれぞれのビニールハウス、畑の特性を把握することから始めましょう。記録を付けていくと、病害が発生した場合の原因や収量が変化した原因など突き止めるときに役立ちます。

SAIBARUでも気温センサー・水温センサーを販売中

SAIBARUでは簡単に複数のポイントで測定できる気温ロガー、水温ロガーを販売しています。

温湿度ロガー

水温ロガー

温度に関する専門用語集

気温センサー
大気中の温度を測定するセンサー、湿度センサーと併用する場合が多い
土壌温度センサー
土壌い先端を挿入するだけで、土壌内の温度が測定できる
水温センサー
防水性のセンサーで、培養液などの温度を測定する
飽差
気温と相対湿度から求めることができ、気孔の開閉や病害発生を把握することができる
液体肥料・培養液
水耕栽培で使用される

キーワード: 温度センサー